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圓徳院拝観

得した気分の高台寺を後にして圓徳院へ。
…そう言えばあの桜も優しい感じが素敵だったなあ・・・余韻を引きずりながら・・・
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山岸泉琳画伯の襖絵。春の高台寺にはぴったりの絵でした。
(本当はもっと大きな桜の絵だったような気もしないでもない事は無いが^^;)
ましてや、高台寺の桜って咲いてる所をまだ見た事が無い私にとっては仏さまからのプレゼントに匹敵!

そして、圓徳院でも思いがけないことが・・・
今回、春に行くのは初めてなので予想もしてなかったんですけど、人が少ない。
秋は、観光客が多くて人に押されて庭を見るにも人を見に行くみたいな感じ。
説明をゆっくり聞いてる暇もないしあまり聞く気にもなれない位心がざわざわw
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唐門をくぐり、このお庭の景色を見て
中に入ってさっそくこの写真を撮って・・・気持ちは何時ものざわざわした感じで落ち着いてなかったんです。
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立ったままぼっとしてたら「どうぞ、こちらにお掛け下さい」って案内の方に言われて暫く説明を聞きながらも
まだ、なんだか落ち着かずwwwそんな時にお坊さんが来られ「説明の途中ですが、お経をあげさせてください」ってあの白龍図の前でお経を。。。
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ふと、心がとんと落ち着き、おっさんと演出やなあ・・・と笑いながら説明を聞いてたんですが、説明が終わったら、そのお坊さんから本堂に通され 白龍図についての説明が始まりました。
今回は白龍図のまん中が開いてて御本尊様の公開までされていました。
御本尊の公開のためにお経をあげて、襖絵などの説明があり、・・・いわゆる雰囲気を盛り上げるためのやらせ・・・言葉が悪いですね^^;ありがたい演出です^^。
そして、長谷川等伯の絵についても説明があり少し大人の勉強・・・直ぐに忘れるけど^^;

白龍は秀吉に例えられているそうです。赤松燎画伯の遺作となった絵だそうです。
御本尊様はこの龍の奥にあり、お参りをしてくださいとの事でした。
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そして、説法も少し。
祈りについての大切さと祈る時の気持ち…自分だけの事を祈らない。
自分の事を祈ったら必ず相手の事も祈る。これが祈りの作法ですって。
おかん、バカだからそんな作法走りませんでしたが、神様や仏さまの存在は信じているので ^^; これからそうしようと思います。
とてもいい勉強になりました。
その後、御本尊様に、ちゃんとお祈りをしましたよ。
あの事と、この事。大切なことです。 
今まで人の多さと気持ちが落ち着かずゆっくり見たり聞いたりした事がなかったのですが「どうぞ、おかけください」の言葉からお坊さんのお話や、人もも少なかったことから、こんなにゆったりした気持ちになれて仏様やお寺の中を見学したのは初めてです。
やっぱ、何時も頑張ってるおかんにはこんなサプライズ・・・すこし説教的ではありましたが^^;・・があるんですよ^m^)V
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緑に包まれた北庭。
本当は、この角度で見るのが良いそうです。
手前の玉砂利が見えない角度w位置がこの庭の奥行きを感じるポイントだそうです。
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篤姫様もこんな景色をながめていらっしゃったんでしょうね。

毎日、仕事と介護に明け暮れてばかりのおかんに癒しとサプライズのひと時でした。
帰りはぶらぶら四条河原町までおっさんと歩きました。
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もう、床も出てました。  早!!


あと、18人で77777人の訪問があります。
今夜のうちに達成かw
by uramoon1 | 2012-05-06 23:44 | 京都市内